那須旅⑤ 那須観光：アートビオトープ那須/水庭

那須を旅する2日目。

旅行前からくろありがずっと気になっていた場所、アートビオトープ那須の「水庭」へ行ってきました。

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これまでの那須旅はこちら↓↓
那須旅①　那須の隠れ宿　那須ノ宿　縁　の　別邸　常盤
那須旅②　那須ノ宿　縁　創作懐石な夕食
那須旅③　那須の空気を楽しむ♪贅沢朝ごはんと朝時間
那須旅④　那須を遊ぶ！那須どうぶつ王国

水庭は自然とアートが混ざり合い、ちょっと不思議な感覚になれる素敵な癒しのアート空間でした。

那須の自然とアートの融合：ART BIOTOP(アートビオトープ)那須
建築家・石上純也氏の作る庭：ボタニカルガーデン【水庭】
水庭の見学ツアー
スポット情報

那須の自然とアートの融合：ART BIOTOP(アートビオトープ)那須

2日目の那須、別荘のような隠れ宿　縁さんをチェックアウトし向かったのはアートビオトープ那須でした。

アートビオトープ那須は縁さんから車で10分程、那須塩原駅から車で30分ほどのところにある、アート・創作体験のできるスタジオやギャラリー、レストラン、カフェを備えた宿泊施設です。

今回の那須旅行、こちらのヴィラに泊まりたいな…と思っていたのですがタイミングが合わず満室で諦めたんです。。。;つД｀)

RESIDENCEでの宿泊は楽天トラベルからの予約が可能です♪↓

宿泊はできなかったけれど、水庭を見てみたくて見学ツアーを予約して伺いました。

この水庭を雑誌で見かけてからずっと行ってみたい！と思っていたのですが、現実は雑誌より、写真より、想像よりもずっとずっと素敵で永遠に時間を過ごせそうな場所でした。

グリーン好き、北欧好き、アート、建築、お庭好きな方にはとってもおすすめなスポットです(*´ω｀)

建築家・石上純也氏の作る庭：ボタニカルガーデン【水庭】

縁さんから車ですぐのアートビオトープ那須。

11：00からの水庭見学ツアーの時間に合わせて伺いました。(水庭見学は事前予約制です)

駐車場に車を停め、まずはアートビオトープのレセプションで受付を。

RESIDENCEの1階にカフェ・ギャラリー・アートショップが併設されており、こちらのカフェがレセプションを兼ねているようでした。
中庭を中心に、カフェ、体験スタジオ、宿泊施設(レジデンス)があります。

受付を済ませたら、ツアーの開始までこの小さなお庭で待機。

もう最初から雰囲気がよくて、この先がとても楽しみです( *´艸｀)ﾜｸﾜｸ

水庭の見学は事前予約制ですが、RESIDENCEにあるカフェKANTANでのカレーランチ付プラン(ガイド付)や、レストランでのランチやディナーと見学のプラン(ガイドなし)など色んなプランで楽しむことができます。

この日、くろあり達は他でランチを予定していたため、ガイド付・見学のみのツアーに申し込んでいました。

ツアーにはポストカードとブックレットがついています。丸いステッカーは見学者の目印。

水庭の見学ツアー

ツアー開始の時間になると、中庭でガイドが始まりました。

アートビオトープ那須の生い立ち、ここで体験できるワークショップ・体験スタジオについて、宿泊施設としての顔など、アートビオトープの紹介と解説をガイドさんから聞きながら歩いて水庭へ向かいます。

レセプションの中庭から水庭までは徒歩3分～5分くらいかな？ちょっとした坂を上ります。

水庭を目の前にしてからは、この水庭を創った建築家・石上純也氏の構想、意図されたもの、水庭がどういう構造になっており、どう作られたのか。。。水庭の歩き方、感じ方、どんな視線で見るといいのかなどを聞いて、水庭の見学へ。

ガイドは水庭に入るまで。水庭に入ってからは自由に見学ができます。

水庭は大小の池と、たくさんの木々とここに生きる生物でできています。

ここにある木は全てそれぞれの木の大きさ、形を計測し、決められた位置に植えられています。

構想から完成まで、4年の歳月をかけて創作された庭。この広い「庭」すべてがデザインされたものなんですね。。。

ぱっと目にしただけだと、これが計算されたものだなんて気づかないだろうな。

水庭の中は飛び石が敷かれていて、この上を歩いて進みます。

飛び石以外の場所は芝やいろんな植物が生えているので、踏まないように注意。注意。。。

ゆっくり木と池を眺めながら進んでいくと、すごーーく不思議な感覚になりました。

この庭、すごく整っているんです。創られたものだから当然なんですが、とても綺麗に木々が重なって、本当に画のような世界だなと。ムーミンが現れそう(笑)

点在する池は地下で繋がっていて、水があふれたり干上がることのないように作られているのですが、ため池でないためか、水も綺麗なんですね。

虫やカエルなどの小さな生き物がここに棲んでいるのがわかります。

水庭の奥には小さな丘があり、上から見下ろすような感覚で庭を見ることも。

上から眺めると、この「庭」がデザインされたものであることがより感じられました。

木が絶妙な位置に植えられてるのがわかります。

丘の奥にはベリーガーデンと小さな東屋が。

もう時期は過ぎてしまっていますが、ブルーベリーの木が植えられていました。

ブルーベリー狩りもできるのかな？？( *´艸｀)

ぐるぐると飛び石を歩いて、いろんな方角から眺めるのが面白くて。

どこを見ても似ているようで似ていない。全然飽きない空間です。

石上氏はこの水庭を「家」水庭の中にある石の椅子を「ソファー」というイメージで設計しているそうです。

どの位置の石(ソファー)に座っても、座っている人同士の視線が交差しないように配置されているのは、このソファーに座っている時間は自分と向き合う時間にしてほしい。というメッセージが含まれているらしい。

水庭が「家」なら、視線の重ならない椅子はそれぞれの部屋にあるソファーなのかな。。。なんて思いました。

ちょうど緑が綺麗な季節でしたが、冬は冬で雪が積もればまた美しいアートな景色がみれるんでしょうね…冬にも来てみたいなぁ。

見学に時間制限はありませんが、気づいたら水庭にはくろあり達だけに。

このお庭を満喫しすぎました(笑)

天気と季節が良ければ半日でも1日でもここにいられそう。。。私もこんな庭が欲しいな(笑)

ずっとこの庭に居たかったのですが、時間は正午過ぎ。空腹感には勝てぬ(｀・ω・)

ランチ付の見学もしたかったなぁ…と他の見学者の方々の楽しそうな姿に後ろ髪を引かれながら、レジデンスに居るわんこに別れの挨拶をしてアートビオトープ那須を後にしました。

緑の自然がいっぱいな水庭は、正に自然とアートの融合でした。

とてつもなく綺麗に、整然と、計算され、整えられている水庭。ここに生きる生物たちの命と木々が季節の移り変わりと同じく少しずつ変化していくのもアートなんですね。。。

この水庭はこの庭の中を自分(人間)が歩くことで完成するビオトープだと思いました。

アートを体感するってこういう事かなと思わされる、くろありにはとても素晴らしく美しいお庭でした。

スポット情報

ART　BIOTOP那須(アートビオトープ那須)
レジデンス / CAFE KANTAN / スタジオ
栃木県那須郡那須町高久乙道上2294-3
那須塩原駅から車で30分
那須ICから車で20分
※那須塩原駅からシャトルバスも運行しています(事前予約制)
カフェKANTAN 営業時間
■ランチ　12：00～13：30(LO)
■ティータイム　14：00～16：00
※ディナーは予約制