土用の丑って、年に4回もあるのをご存じですか?
春夏秋冬の季節に沿って、立春・立夏・立秋・立冬ごとにあるんですって。
夏の土用の丑しか知らなかったのですが、だったら年に4回も鰻を食べにいく理由ができるじゃないか!と緊急事態宣言があけたタイミングで秋の鰻を食べに行ってきました。
お店は「しば福や」さん。
夏に初めてこちらで鰻をいただいて、とっても美味しかったので今回はくろあり両親も誘って、くろあり、しろさん、くろあり両親の4人で伺いました。
しば福やのうなぎ
しば福やさんは、名古屋の名店うな富士出身のご主人が営むお店です。
2018年オープンと新しいお店です。
名古屋駅からも徒歩圏内(歩くの好きな方には楽勝ですが、普段歩かない方には厳しいかな…)
最寄り駅の国際センター駅からは徒歩5分ほどでしょうか。
円頓寺商店街すぐの古い街並みの中にお店はあります。
今回は両親もいっしょなので、土日のお昼に席を予約して伺いました。
予約時点ですでに席がいっぱいなようでしたが、少し待つかもしれないけれどそれでも良ければと予約させてもらえました。
夏の時も土用の丑の日は外して予約したものの常にお席は満席状態。
この日もお客さんが絶えない様子で、かなり人気なようです。
うなぎ丼とひつまぶし
この日は席だけの予約だったので、着席してからオーダーしました。
(うなぎは時間がかかるので目的が決まっている場合はメニューも予約することをおすすめします)
まぶしば丼という、うなぎ丼とひつまぶしのあい盛りのような丼と、白焼きを特製ダレで焼いたスタミナまぶしが気になりましたが、ここはやっぱり定番に。
しろさんはうなぎ丼(上)のご飯少なめ。
くろあり父は白焼き膳。
くろありとくろあり母はひつまぶし(ご飯半分/ご飯少なめ)にしました。
オーダーして待つこと30~40分ほどで、うなぎの登場!
タレをつけてから焼かないからかな?白焼き膳が最初に運ばれてきました。
その後、うなぎ丼、ひつまぶしの順に運ばれてきました。
うなぎの贅沢さって美味しさはもちろんですが、出来上がりを待つ時間も贅沢だと思います。
時間に余裕を持って食事をするってことが、もう贅沢だと思う。
両親とお互いの近況を話していたのでお料理がくるまでもあっという間だったのですが(笑)
さて、肝心のうなぎのひつまぶしは…やっぱり美味しいです。
表面はカリッ焼かれて食感と香りが良く、その後にふわっとした身の食感が続きます。
タレが濃すぎず、鰻の旨味がしっかりわかります。
タレで食べるような鰻ではなく、ちゃんと鰻の美味しさを味わえる感じ。
ひとくちで肉厚な鰻の身で口いっぱいになり、しあわせいっぱいとはこのことですね、、、
名古屋といえばひつまぶしですが、薬味を添えて味を変化させて食べられるのが最初から最後まで美味しく味わえて好きです。
くろありはワサビと海苔をのせて食べるのが好き。
こちらのメニューで嬉しいのは、ご飯の量が細かく選べること。
前回もひつまぶし(ご飯少なめ)をいただいたのですが、それでも十分すぎる量だったので今回のご飯は半分にしてみました。
うなぎとのバランスを考えると気持ち少ないかな…と思いましたが、逆にうなぎを多く感じられるので(笑)これもまた贅沢だと思いました。
鰻の身が厚く量もしっかりあるので、本当にご飯がすすむんですがね。
女性の方はご飯少なめくらいでちょうどいいのではないでしょうか。
しば福やのおいしい時間
美味しい鰻屋さんって老舗で伝統を感じる店構え…なイメージを持っていましたが、しば福やさんは明るい内装で綺麗な店舗なのもくろあり的には居心地よく感じました。
夜は居酒屋風?な営業もされているようなので、the鰻屋といった雰囲気ばかりでないのが良いのかもしれません。
店舗は1階と2階の両方にお席があり、1階はテーブル席とカウンター。
2階はテーブル席と、おそらく個室?があるみたいでした。
おひとりさま、カップル、家族、接待で…といろんなシーンで利用しやすいお店だと思います。
予約時も臨機応変に対応していただけたし、両親と一緒だったので実際の入店時もスムーズに案内していただけたのも嬉しかったです。
テイクアウトもしているようで、お隣の席の方がご家族へのお土産をオーダーされていました。
うなぎのお土産って、素敵! 美味しいからですね。
またぜひ食べに伺いたいお店でした。
今度は長焼きでもっと鰻をダイレクトに感じたいかも。
店舗情報
うなぎ家 しば福や
愛知県名古屋市西区那古野1-23-10
営業時間
■ランチ 11:30~14:30(L.O.14:00)
■ディナー 17:30~20:30(L.O.20:00)
定休日
毎週火曜日、第2・第4水曜日
駐車場
無(近隣にコインパーキング有)
今回のオーダー
うなぎ丼(上) ¥4,700
白焼き膳 ¥5,000
ひつまぶし ¥5,100
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