休日といえば、香ばしい焼き立てパンの香りで目覚め、お気に入りのカフェでモーニング。昼はパスタ、午後は珈琲のお供に甘い焼き菓子を食べる…。
かつてのくろあり家は、自他ともに認める「小麦大好き夫婦」でした。
結婚前からカフェやパティスリー巡りが共通の趣味で、キッチンにはパンや焼き菓子が常に一定のスペースを占拠しているのが当たり前だったのです。
そんな私たちが、あるきっかけから「ゆるグルテンフリー生活」をスタート。
完璧な制限ではない「ゆる~い制限」にもかかわらず、夫(しろさん)の長年の不調が激変し、私自身の意識まで変わるという驚きの体験をしました。
この記事では、くろあり家が小麦を控えるようになったきっかけと体調の変化、そしてズボラな私たちでも4年間続けられている「ゆるグルテンフリーの5つのルール」を具体的にご紹介します!
ゆるグルテンフリーを始めたきっかけ:栄養療法(オーソモレキュラー)で見つかった意外な原因
結婚前から休日のジョギングを日課にしていたくろあり。結婚を機に高低差のある土地に引っ越しをしてからも、変わらず週末のジョギングを続けていました。
そんなある日、ふと気づいたことが。。。
ほんの少し坂道や階段を上るだけで、すぐにゼーゼーと息切れをしている自分に。それに、息切れに比例して心拍数も急上昇し、こまめに休憩を挟まないと動けなくなる始末…。
「坂道が増えたせいかな?」「いや、認めたくないが年齢のせいか…?」あれこれ理由を考えてみましたが、たまに一緒に散歩をしている、1歳下のしろさん(夫)は、ケロッと全く平気な顔をしています。
「体力はあるはずなのに、なんで私だけがこんなに息切れするんだろう??」(※念のため言っておくと、普段のフィジカルは私の方が圧倒的に頑丈ですw)
この息切れの原因を探り、自分の体を見直し始める中で出会ったのが、「オーソモレキュラー(栄養療法)」という考え方でした。
オーソモレキュラーとは
オーソモレキュラーをひとことで言うと、「薬に頼らず、自分に合った栄養をたっぷり摂って、体や心を元気にする治療法(栄養の整え方)」です。
ポイントは以下の3つです。
①体の中の「材料」を補う
ゲームでキャラの体力を回復させたり装備を整えたりするように、ビタミンやミネラルなどの栄養(体の材料)をしっかり補給して、体本来のパワーを引き出します。
②自分に足りない栄養を「血液検査」で調べる
人によって足りない栄養は違います。血液検査をして「自分には何がどれくらい足りないか」を正確にチェックします。
③普段の食事より「多め」に摂る
ただの「栄養不足の予防」ではなく、体や心を絶好調にするために、ご飯だけでなくサプリメントや点滴を使って栄養をしっかり届けます。
くろあり家では、ちゃんとしたオーソモレキュラーの診断を受けたわけではありませんが、「食べたものが身体を作る」という考えをもとに、食事から栄養を摂ること、不足しがちな栄養素はサプリメントを摂ることを意識するようになりました。
その中で、体と心を整える一環として、健康診断の際にアレルギー検査を受けたところ、思いがけない事実が発覚しました。
- 夫(しろさん): 小麦、卵白、オボムコイド、牛肉、スギ(※ミルク、ヒノキは擬陽性)
- 私(くろあり): アレルギーなし
もともとお腹が弱く、食後は「歩きながら寝てしまうのでは?」というレベルの強烈な眠気とだるさに襲われることがあった夫(しろさん)。
私たちはそれを単なる食後の眠気(血糖スパイク)だと思っていたのですが、実は小麦によるアレルギー反応でした。
アナフィラキシーを起こすほどの重症ではありませんが、腸内環境を乱し、免疫低下や肌荒れ、地味な不調を引き起こしていた原因が「大好きな小麦」だったのです。
大好きな食べ物が毒になっているかもしれない…それはそれは大ショックでした。。。
「完全に断つのは無理でも、まずはできる範囲で小麦を減らしてみよう」
こうして、くろあり家の「ゆるグルテンフリー生活実験」が始まりました。
ゆる〜く小麦を減らして感じた体調の変化
完全な除去ではなく、家での小麦摂取を控える「ゆるい制限」を始めて数ヶ月。夫妻双方に嬉しい変化が現れました。
夫(しろさん)の変化
- 食後の強烈な眠気と怠さが激減した(歩きながら寝そうになるほどの眠気が解消)
- 肌荒れ、短気、お腹を下す頻度が大幅に減った
- 花粉症の症状が改善し、処方薬をワンランク弱いものに変更できた
私(くろあり)の変化
- お菓子やパンへの「激しい欲求」がなくなった
(「健康でいられるなら一生お菓子だけ食べていたい」と本気で思っていたほどのお菓子好きだったのに、不思議と渇望しなくなりました)
無理なく続ける!くろあり家の「ゆるグルテンフリー」5つのルール
大好きなものを「絶対禁止!」にすると、ストレスで挫折してしまいます。
ズボラな私たちが4年間無理なく継続できているのは、「無理をしない、逃げ道を作ったゆるいルール」のおかげです。
①家に「粉類」と「日常的なパン・麺」を置かない
キッチンから小麦粉、パン粉、ホットケーキミックスなどの粉類を完全に排除しました(片栗粉は小麦ではありませんが、見た目が近く紛らわしいため、この機に一緒に使用をやめました)。
また、普段の買い物で日常的にパンやうどん・ラーメン等の麺類を買うのをやめ、物理的に家で食べる機会を減らしています。
②家での主食は「お米」にする
食事の基本を「お米」に変更。もともと米食メインだったため大きなストレスはありませんでした。
休日のランチに「手軽な麺類」が使えない不便さはありますが、チャーハンや丼ものにして乗り切っています。
③麺類が食べたい時は「代替麺」や「十割蕎麦」を選ぶ
- 外食: 麺類が食べたい時は「十割蕎麦」があるお店一択(もともと蕎麦好きなのでハードルが低い)
- 自宅: 夏場は茹でずにすぐ食べられる「とうふ麺」(素麺風で手軽。最近は担々麺風や冷麺風など味のバリエーションも豊富です)、冬場や年越しそばには「こんにゃく麺」を活用
④調味料まで完璧に排除しようとしない
アレルゲンフリーの専用調味料は割高で手に入りにくいことが多いため、完璧を目指しません。
- 醤油: 醸造過程で小麦タンパクがほぼ分解されるため、通常のもの(国産大豆)をそのまま使用
- カレールー: 一般的なルーを使わず、小麦不使用のカレールーやカレー粉を使用
- 手作り糀の活用: 自家製の塩糀・醤油糀などを活用して調理
⑤いただきものは美味しく食べる
職場での差し入れや友人からのプレゼントのお菓子は、間食程度なら気にせず美味しくいただきます!
どうしてもスイーツが食べたい時は、最近増えているグルテンフリー専門店を利用するのも楽しみのひとつになっています。
まとめ:ガチガチじゃなくていい。80点を目指す心地よい食生活
くろあり家が「ゆるグルテンフリー」を始めて4年目。
3年目に受けた再検査では、なんと夫の「小麦」「牛肉」「スギ」のアレルギー数値が改善し、長年悩んでいた肌荒れや不調から脱出することができました。
今では「我慢している」という感覚は一切ありません。
普段はゆるやかに控えつつ、たまの休日は「チートデー」として美味しいパンやスイーツを楽しむこともあります。(少量でも毎日食べると、夫(しろさん)は肌が荒れたりするので、調整はしています)
「ガチガチに制限するのではなく、できる範囲で80点を目指す」
もし「食後に体がだる重い」「午後になると強烈な眠気が来る」と感じているなら、まずは「小麦の麺類は買わない」「パンの買い置きをやめる」といった小さなステップから試してみてはいかがでしょうか?
※本記事は医師の監修を受けたものではなく、くろあり家の実体験に基づいた個人のログです。深刻なアレルギーをお持ちの方は、必ず専門医にご相談ください

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