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ちらり京都旅③丸太町の夜:京都のぶぶ漬け【丸太町十二段家】

美味しいもの

ぶらっと祇園から東山の散策を楽しんだ後はこの日のお宿、京都ガーデンパレスホテルへ早めにチェックイン。翌日の準備を整え、夜のお散歩と夕食へ出かけました。

ホテル周辺を散歩しながら向かったのは丸太町十二段家さん。

いちど京都の「ぶぶ漬け」を食べてみたいと思っていたんです( *´艸`)
夜の京都の空気を感じながら、噂の京都のお茶漬け。いただいてきました。

これまでの京都旅はこちら↓↓
ちらり京都旅①祇園四条:濃厚!ゆばランチ【東山 ゆう豆】
ちらり京都旅②祇園~東山で神社仏閣巡り

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丸太町:十二段家さんの元祖お茶漬けと出汁巻き玉子

日が暮れてから歩いた丸太町は景観保護のためか、人通りの多さに対して外灯が少なく感じる街でした。このちょっと薄暗い街並みに独特の趣きが感じられ、昔の京都の町を歩いているような気分になりました。

そんな情緒のある街を歩いて向かったのは丸太町駅からすぐの所にある丸太町十二段家さん。京都御所や京都ガーデンパレスホテルからは徒歩10分ほどのところにある創業100年を越える老舗です。

伺ったこの日は週末の金曜日。
まだまだこれから夕食の時間…という18:30頃でしたが、お店は既に満席で売り切れ寸前。
閉店ギリギリ、土間の上がり框ところで20分ほど待ってお席に案内していただきました。

夕食にはまだ早めの時間だと思って伺ったのですが、さすが人気店ですね(*´ω`)馴染みの方も多いようで店内は楽しそうな雰囲気でした。

この日は最後の入店となってしまったのもあり、注文できたのは「すずしろ」のみ。
入店時に注文したため、席についてからほぼ待つことなく運ばれてきました。

元祖お茶漬け(すずしろ)

出汁巻き玉子、小鉢、漬物盛り合わせ、ご飯、赤だしのシンプルなお食事です。
こちらにお茶漬け用のほうじ茶がついてきます。

漬物盛り合わせ

主役のお漬物は柴漬け、大根、カブ、昆布、ゴボウ、きゅうり、水菜?とかなりの種類。
お漬物を食べ慣れていないため、どれが何だか…ちゃんとわからない自分が情けなかったけれど、、、美味しさはわかります(`・ω・)キリッ

まずはそれぞれの漬物をご飯といただき、その後お茶漬けにしていただきました。
どのお漬物も食感良く、塩気も優しい上品なお味で美味しかったです。くろありは柴漬けとゴボウのお漬物が特に好きなお味でした。
ほうじ茶の香ばしさとの相性も良く、ついついご飯が進みすぎてしまいます(笑)

出汁巻き

出汁巻き玉子はほわっと湯気が見える、大きな出来たてでした。

まだ少し熱さの残る出汁巻きはふわっと柔らかく、たっぷり含まれている出汁の香りと旨みがやさしく、やわらかく口の中に広がります。

お出汁が沁みる。。。滋味深いってこういうことかなぁ(*´ω`)
小鉢の柿の白和えも、柿の甘さと大豆の旨みをじんわりと感じる優しいお味で美味しかったです。今回は売り切れでいただけませんでしたが一品料理も美味しいんだろうなと想像が膨らみました。

こんなにシンプルなお食事はかなり久しぶり。。。シンプルだからこそ感じられる美味しさが嬉しい夕食になりました。

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京都土産にオススメ!お気に入りのお漬物【京つけもの 西利】

初めて元祖ぶぶ漬けをいただいた今回の京都旅、美味しかったお漬物をおうちでも食べたい!とお土産に京つけもの 西利の漬物を購入して帰りました(*´ω`)

西利は祇園や清水にも店舗を構える漬物店で、総理大臣賞も受賞した聖護院かぶらを薄く切って作られる千枚漬けで有名なお店。くろありは、こちらの大根と柚子のお漬物が大好きなんです( *´艸`)

今回の旅行ではこちらを購入して帰りました↓↓


ちょっと甘さ強めの甘酢漬け。大根のみずみずしさと食感が心地よく、柚子の香りがふわぁっと香るお漬物です。無限に食べれるやつ。
拍子切りになっているので、自分で切らずにそのまま食べられるのもお手軽で好き(笑)
このあっさり漬けのシリーズはどれもみずみずしく、サラダみたいに軽く食べれます。

総理大臣賞受賞の千枚漬けは本当にあっさりと上品なお味でこちらもお気に入りです↓↓


薄くて柔らかいんですが、カブらしい食感と風味があります。こちらはお茶請けにもオススメです。

あれこれとお土産に購入したお漬物は、おうちご飯でおいしくいただきました(*´ω`)
楽しかった京都旅を思い出しながら、いただくお漬物は美味しくて…これまたご飯が進みすぎてしまいました(笑)

今回は西利で購入しましたが、こちらも老舗でオススメです( *´艸`)オイシイ
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丸太町十二段家のおいしい時間

最初はお菓子屋さんだったのが、遊郭帰りのお客さんからの要望で出したぶぶ漬けが人気となり、いつの間にか和食店になったという面白い成り立ちを持つ丸太町十二段家さん。
花街のある京都らしいエピソードを持つお店でいただいたのは、滋味深いお漬物と出汁巻きでした。

暗めの色調で昔ながらの日本家屋のような雰囲気の店内は色んな民芸品が飾られており、落ち着いた中に華やかさを感じる十二段家さん独特の空間。
この味わい深いお店でいただく「お茶漬けと出汁巻き」というシンプルなお食事は、しみじみと贅沢を噛みしめることのできるものでした。

有名店で観光客の方が多いお店かな…と思いきや、馴染みのお客さんが多く通っていらっしゃっているようだったのも好印象でした。このシンプルに美味しい食事が地元の方にも愛されているんですね。

京都観光ともなれば、あれこれと食べたいものがたくさん出てきて困ってしまいますが(笑)丸太町十二段家さんは、じわじわと食の幸せを嚙みしめることができる美味しいお店でした。

偶然にもこの日最後のお客となってしまい、すずしろ以外のメニューをいただけなかったのが心残り。。。元祖ぶぶ漬けのお店ですが、しゃぶしゃぶや一品料理も自慢のようなので、ぜひ次の機会には早めに伺って、違うお料理もいただいてみたいです。

店舗情報

丸太町十二段家
京都市中京区常真横町184-3(丸太町通両替町西入)
営業時間
■11:30~14:30
■17:00~20:00 ※売切れ次第閉店
定休日
水曜日・年末年始
駐車場
なし
今回のオーダー
すずしろ ¥1,130

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